沙流川水系宿主別川

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宿主別川と額平川の合流点に平取ダム建設が進められている。宿主別川はこれまでなかったような大量の砂利が流れてきている。このことを平取ダム建設に関わった専門家や科学者と称する人たちは知っているのだろうか。異常な量の砂利が流れてきているのだ。

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宿主別川。左から右下に流れている。2013年5月18日

 

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水は左から右に流れている。正面の岩壁の下は深遠な淵だったのだが、ご覧のように砂利で埋まってしまった。膨大な量の砂利が流れるようになったのだ。2013年5月18日

 

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旧道の橋。水は左から右に流れている。大きな石がごろごろした水がきれいな清流だったのに…砂利でほとんど埋まっている。この先に平取ダム建設が進められているのだ。2013年5月18日

 

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水は手前左から右へ流れている。川筋が砂利で埋まり、川幅が広がり、広い河原となっている。堆積した砂利の上を水が蛇行して流れ、右正面の山裾を浸食している。この先で額平川と合流し、そこに平取ダム建設が進められている。二風谷ダムもそうであったように、予測を超えてダムは砂利で埋まってしまうことは間違いない。二風谷ダムの反省も無き平取ダム建設は科学的な判断などみじんもないのだろう。日本の最先端の科学とは実に恐ろしいものだ。2013年5月18日

 

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水は手前から画面上の方に流れている。この左手奥で平取ダム建設工事が行われている。2013年6月18日

 

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上流側を見る。膨大な砂利が堆積し、川幅が異常に広がっている。大きな石は見あたらず、小ぶりの石と砂とシルト分ばかりである。これが平取ダムが完成したら溜まり続けることになり、予測を超えて満砂になってしまうことだろう。2013年6月18日

 

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スズラン公園の直線を抜けると宿主別川に出る。異常な量の砂利が川幅を広げている。2011年7月19日

 

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膨大な量の砂利で川幅が広がっている。2011年7月19日

 

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川の様子を見て、上流で異変が起きていることくらい感じないのだろうか…?この膨大な量の砂利がどこから、どのようなメカニズムで流れてきたのか…科学すれば、こんな川の下流に平取ダム建設を計画すること自体が異常なことだと分かるハズなのだが…2011年7月19日

 

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真新しい護岸が現在では延長されて建設されている。根っこつきの流木が散乱し、おびただしい量の砂利が川幅を広げている。2011年7月19日

 

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2011年7月19日

 

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砂利で川幅が広がり、川底も上がり、その上を水が蛇行して流れ、山の斜面を浸食。こうして川に面した山の斜面が新たに崩壊し、拡大しているのだ。2011年7月19日

 

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砂利は膨大な量である。この砂利がいったいどこから、どのようにして流れてきたのか、精査されぬまま、平取ダム建設が粛々と進められていることに、違和感がある。2011年7月19日

 

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大きな石は見あたらず、小ぶりの石と砂、シルト分ばかりだ。川幅が広がり、平らにならされた上を水が蛇行して走り、道路を崩壊させたのだろう。砂利の発生源を突き止め、発生を抑える対策がされていないのだから、川は暴れに暴れ回ることだろう。2011年7月19日

 

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渓流の川で、これほどに川幅が広がっていることは異常な状況なのだ。また、宿主別川は清流だったハズなのだが…濃い泥水が流れ、膨大な砂利で埋まっている。2011年7月19日

 

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2011年7月19日

 

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河畔林が砂利で埋まっているのだからすごい。2011年7月19日

 

宿主別川は2003年8月9~10日未明にかけての台風10による大雨の前は、川底が下がり、川岸や川に面した山の斜面の崩壊が至る所で見られていた。そして、大雨によって大規模に崩壊。それがきっかけになって崩壊の連鎖と拡大がず~っと続いていると思われる。平取ダム計画時点では、こうした背景は検討されぬまま、計画だけが進められているわけだ。膨大な砂利移動が激しくなった現状を把握せずに平取ダムを建設してしまえば、また一つ砂利で埋まったダムを生み出すことになるだけだ。

国民の血税を使って、砂利で埋まることが明白なダムを建設することには疑問がある。

専門家、科学者と称する人たちは、宿主別川の声を真摯に聞き取って欲しい。平取ダム建設は間違いだ。取りやめるべきダムだ。

棒を投げたら倒れないくらいたくさんいたサクラマスが生息する清流の川だったことを思い起こして欲しい。