ポンサヌシベツ川
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日高山脈のアポイ岳登山口にある小さな川だ。
アポイ岳ジェオパークに指定され、「壮大な地球の営みと大自然を体感してみませんか?」という標語がある。
http://www.apoi-geopark.jp/geopark/
モデル事業って何? どのような土砂災害があったのだろうか? 大雨による増水で、川から水が溢れることはどの川でも想定を越えてあるはずだ。土石流、土砂災害があったのだろうか? 上流の砂防ダムを見ても土石流が流れ出すような背景があるとは思われない。
上流の方まで水が溜まっている。土石が流れて来ていれば、堆砂や河原が見られる筈なのだが…
http://www.iburi.pref.hokkaido.lg.jp/kk/mkk/
川岸にはコンクリートの階段があり、川に親しめるように「親水護岸」と呼ばれる構造になっている。ここで子どもたちはどんな遊びをするのだろうか。作られた川で体験していては本物の自然の川で遊んだ時、危険から身を護る術を失うだろう。大人にも子どもにも、野生の川で本物を体験して欲しいと思う。
どこまでもコンクリートの三面張りの川が続いている。自然石はコンクリートで埋め込み、飾りつけに使用されている。「壮大な地球の営みと大自然を体感してみませんか?」というジェオパークに指定された野生の川だというのに… こんなに作り変えて?
全断面が魚道に作り変えられた落差工。魚は上るかも知れないが、魚たちを育む川の仕組みが失われているわけだから、意味をなさない。魚類学者はアポイ岳にでも登山中か?
ダムのある川の特徴は、川底が下がり、川岸が崩れることだ。川岸が崩れるのでコンクリートで護岸されている。
大都会の川のようだ。コンクリート護岸が整備され、川にはたくさんの落差工(小さなダム)で階段状の川になっている。