スタッフ紹介
「流域の自然を考えるネットワーク」は、多彩な得意分野を持つスタッフによって成り立っています。
今から36年前、河川管理者から「宿野辺川から大沼に土砂が流入することを防止する」と説得されて、3基の砂防ダム建設に同意した。ところが、完成の僅か1年後、大沼に大量の土砂が流れ込む。砂防ダムは、下流域で河床低下を起こし、河岸崩壊、山脚崩壊を招き、土砂を生み出し、漁業資源を壊滅させることを知る。
長谷智恵子:事務局長
北方森林鳥類調査室・調査員。鳥類の生息と環境を担当。
主にクマゲラやミユビゲラの生態調査を行う。生息地の保全には、森林施業や河川事業の問題を避けて通れないことが解り、現場の記録を発信している。
稗田一俊:スタッフ
フリーランスフォトグラファー。現場の記録を担当。
東京多摩川でヤマメの自然産卵を撮影後、北海道でサケやイトウをはじめ、ヒグマなど野生動物の撮影を手がける。川から魚が姿を消すことや、森林施業後の立ち枯れに疑問を持ち、ダムや森林施業の問題に辿り着き、現場の記録を行う。
堀公人:スタッフ
北海道認定アウトドアガイド。草本・樹種の分類を担当。
自然ガイドの傍ら、現場での自然環境の変化を知り、道内に訪れる人々に発信している。
浦壮一郎:外部スタッフ
フリーランスフォトグラファー&ライター。魚の生息状況と河川環境の記録を担当。
釣り現場の環境の変遷に疑問を持ち、ダムの影響に気が付き、現場を記録しながら、現場からのレポートを発信している。
小作(北海道犬):流域ネットマスコットスタッフ
一日中、川を見続けるほどの川大好き犬。
川や森の現場で、鋭い臭覚でいち早くヒグマの存在を教えてくれる心強い助っ人。