鵡川水系ニセパオマナイ川に注ぐ小さな川
鵡川水系ニセパオマナイ川に注ぐ小さな川の最新ニュース
ニュースはまだありません。
1265林班の沢川を取材していると、本流のニセパオマナイ川に、酷い泥水が流れていた。泥水の発生源を辿ると、小さな沢で工事が行われていた。治山ダムが建設中だった。
泥の発生源を辿らなければ、こんな沢があったことすら気が付かない程の、極小さな沢に、たくさんの治山ダムが建設されていた。今、全道で、こうした小さな沢に次々に治山ダム建設が進められている。
![ニセパオマナイ川に濃い泥水が流れていた。](http://protectingecology.org/wp/wp-content/uploads/2015/05/2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢373-300x199.jpg)
![ニセパオマナイ川を流れるひどい泥水](http://protectingecology.org/wp/wp-content/uploads/2015/05/2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢・371-300x199.jpg)
![2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢383](http://protectingecology.org/wp/wp-content/uploads/2015/05/2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢383-300x199.jpg)
小規模な治山ダムが連続して建設されていた
![2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢386](http://protectingecology.org/wp/wp-content/uploads/2015/05/2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢386-300x199.jpg)
![2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢389](http://protectingecology.org/wp/wp-content/uploads/2015/05/2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢389-300x199.jpg)
![2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢395](http://protectingecology.org/wp/wp-content/uploads/2015/05/2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢395-300x199.jpg)
![2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢397](http://protectingecology.org/wp/wp-content/uploads/2015/05/2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢397-300x199.jpg)
![2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢398](http://protectingecology.org/wp/wp-content/uploads/2015/05/2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢398-300x199.jpg)
![2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢400](http://protectingecology.org/wp/wp-content/uploads/2015/05/2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢400-300x192.jpg)
![2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢401](http://protectingecology.org/wp/wp-content/uploads/2015/05/2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢401-300x199.jpg)
![2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢403](http://protectingecology.org/wp/wp-content/uploads/2015/05/2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢403-300x199.jpg)
![2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢404](http://protectingecology.org/wp/wp-content/uploads/2015/05/2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢404-300x199.jpg)
![2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢412](http://protectingecology.org/wp/wp-content/uploads/2015/05/2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢412-300x199.jpg)
![2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢417](http://protectingecology.org/wp/wp-content/uploads/2015/05/2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢417-300x199.jpg)
現場の業者に聞くと、「ダム建設の工事が終わった後に、雨が降って盛土が崩れた」と言う。ダム建設で発生した土砂は、産業廃棄物の扱いで発生土の残土置き場を確保して管理しなければならない。この手間を惜しんで、現場に盛り付けたようだ。
治山事業が山を壊し、川までも荒廃させてゆく。
![2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢425](http://protectingecology.org/wp/wp-content/uploads/2015/05/2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢425-300x199.jpg)
![2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢427](http://protectingecology.org/wp/wp-content/uploads/2015/05/2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢427-300x199.jpg)
![2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢428](http://protectingecology.org/wp/wp-content/uploads/2015/05/2009-08-31・加工済・ニセパオマナイ川支流の小沢428.jpg)
出来たての治山ダムは、もう土砂で満杯になっていた。工事で発生した土砂を投棄しているということだ。
この日、検査が入ることになっていたらしい。崩土した土砂を盛り直したが、濁水処理を行う余裕もないほど、慌てていたのだろう。私たちの目で見ても、治山の目的からは程遠い、工事のための工事でしかないように思う。しかし、検査は滞りなく認可されるのだろう。