三泊二股川
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留萌管内の日本海へ注ぐ小さな川に、2基の砂防ダムを建設。沢を大きく掘削してまで、ダム建設の為には川幅を拡げるのだ。小さな川なので影響は大きいのだが…自然の川としての機能が失われてもかまわないというのだろうか。生物多様性保全は生物の生息環境の多様さを保全しなければ達成することはできないわけだから、こうも簡単に川が小さいからと壊されてしまったのでは…「生物多様性保全条例」は絵に描いた餅だったことを証明しているようなものだ。
工事標識。2012年03月25日
重機が小川を掘削作業中で、川がどこにあるのかすら見えない。2012年03月25日
三泊二股川の支流で工事は行われていた。2012年03月25日
砂防ダムは小さな自然の川なのに、こんなに大規模に掘削して建設するのだ。川のことなどどうでもよいという工事だ。
三泊二股川の小さな川は日本海へ注いでいる。左手が留萌方向。2012年03月25日
半年後も、2基目のダム建設で工事は続く。2012年10月18日
小さな沢を大きく掘削して、拡幅し2基の砂防ダムの建設が進められていた。私たち市民が砂防ダム建設のあり方に疑問を持ち、感心を示さない限り、真実は闇の中だ。専門家やダム建設を審議する委員たちだけに委ねていれば、何の問題もない良好な自然河川は、日本中からどんどん消えていくことになる。2012年10月18日
砂防ダムが完成していた。こんな規模のダムが本当に必要なのだろうか。更に、その上にも砂防ダムが建設されている。2013年11月20日
完成した上流側、2基目の砂防ダム。2013年11月20日
私たち市民が砂防ダム建設のあり方に疑問を持ち、感心を示さない限り、災害の事実のない良好な自然河川は、日本中からどんどん消えていくことになる。そして、希少種や天然記念物の指定数がどんどん増え、北海道の自然保護室はますます忙しくなっていくわけだ。
どこかがおかしい?、何かがおかしい?…でもどこからも疑問の声が上がってこない。