厚沢部川水系安野呂川

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上流に治山ダムがあり、河床低下が進行し河岸崩壊や山脚崩壊が見られる。下流には農業用の取水堰(頭首工)があり、砂利が滞って、上流へ向かって堆積が続いている。だから、頭首工の上流では川幅が極端に拡がっている。

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道路の法面の基礎が崩れ、補修された。
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川底が下がっているので、至るところで川岸が崩れている。
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川底が下がると川岸が崩壊する。崩壊面は垂直になっている。流れる砂利が不足するので川底が下がり、崩れた岸や山脚から出た微細な砂やシルトが目立つ。
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川岸は垂直に崩れている。川底は下がり続けているので更に川岸は崩れ、河畔の木は根が剥き出しになる。やがて倒れ込み、流されていく。
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この下流に農業用の取水堰(頭首工)がある。砂利が上流へと堆積を続けているので、川幅が極端に広がっている。

 

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農業用取水堰(頭首工)。水を止めているので、砂利は流れて来ない。砂利は上流へ溜まり続ける。
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農業用水の取水堰(頭首工)
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農業用の取水堰(頭首工)。非灌漑期には取水ゲートは上げられるが、コンクリートの高さが河床まで下がっていないので、上から流れてくるのは小さな砂利ばかりだ。
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農業用取水堰(頭首工)から流れ出す砂利の質量が、堰の設置後で変化したことで、河床低下が起きた。 取水堰の下流は川底が下がり、川岸が崩れる。

 

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川底が下がるので堤防の基礎が抜かれないようにコンクリートブロックで川底を固めている。しかし、更に川底は下がり続けるので、押さえ込んでもブロックは崩れてしまう。
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川底は下がり続けるているので、崩れた川岸は何度も補修が繰り返されている。川底の石は小さなものばかりなので、増水すれば簡単に流され失う。砂利の流下と供給を妨げないように、堰の改良がされない限り、川は壊れ続ける。