番屋の沢川
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日本海に注ぐ小さな川だが、護岸工事が行われていたので、現地を見た。
小さな川を大幅に広げる工事が行われており、掘削して発生した土砂は川を埋めるように無造作に置かれてあった。予期せぬ増水が発生すれば、大量の泥は流され、沿岸を泥の海にしてしまうだろう。
多くの工事現場では泥水(微細な砂やシルト分)を垂れ流さないように沈殿槽でろ過することが義務づけられているのだが…そのような様子はみじんもない。河川管理者の監督・指導・工事後の検査は適切に行われているのだろうか…?
こうした乱暴な工事現場から沿岸に流れ出す泥水は海の水産資源を枯渇させる深刻な影響があるのだが…地元の漁師たちは無関心なのだろうか…?
土が流れ出すのでは…
川に押し出された土。
川の中を走りまわった重機。
すぐ上流では川幅が広げられていた。その上流にスリット式の砂防ダムがあった。川の砂利の大きさは小ぶりのものばかりで、勾配の小さな、緩やかな流れの川と分かる。本当に必要な工事なのだろうか…?
掘削して発生した土が流れを押しつぶすように置かれていた。