太櫓川

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かつてはイトウが生息し、カワヤツメ漁が行われていた川である。しかし、上流の治山ダムの影響で川底が下がり、至るところで河岸崩壊を起こし、微細な砂やシルトが流れるようになった。イトウやカワヤツメの繁殖環境は劣化し、資源が枯渇したようだ。河口域は湿地を形成する蛇行した川だったが、河川整備によって、多様性を失った姿に変貌した。

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太櫓川の河口域は大きく蛇行した流れだったが、ショートカットされ、多様性を失った。2010年9月12日
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護岸が整備され、橋も新設された。2010年9月12日
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橋から下流を見る。2013年5月2日
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橋から上流を見る。2010年9月12日
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上の写真と同じ場所。僅か2年の間に、護岸は、かさ上げされ新しく造られていた。樋門も新しく作り直されている。2013年5月2日
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新しく造られた護岸。2013年5月2日。