冬ごもり出来ないヒグマの行く末が気になる小作

本日のワシ調査で、雪上にヒグマの足跡を見つけた。

今頃はサケを腹一杯食べ、ほっかほかの冬眠穴に入って、サケをむさぼり食っている夢でも見ながら、舌なめずりをしているのだろう…と思いきや、まだひもじい思いをしてサケを探し回っているヤツがいた。

川が荒廃し、尚且つ、下流のウライで遮られ上流域の森林地帯支流まで遡上する野生サケが激減している。棲み分けの中で、なかなかサケにありつけないのだろう。人間の生活圏で足跡が残れば、射殺される。

山へと続く足跡に、小作も心配げに行く末を案じているように映る。

ヒグマの行く末を案じる小作
「撃たれんなよ」ヒグマの行く末を案じるように見つめる小作。2015年12月8日