函館建設管理部は、直ちに現場に急行し、対策せよ!

函館建設管理部は、直ちに現場に急行し、対策せよ!こんな現場を放置したまま、明日からの台風で泥を流出させれば、責任追及は免れないと覚悟せよ。

「砂蘭部川道単改修工事(特対)河道整正業務委託」事業による工事が始まり、本日、2016年8月29日に現場を取材。またしても泥水対策は無い。呆れたことに、川砂利を採取し、掘った池で砂利を洗っているのだ。これまで、何度も泥水を流さないように申し入れてきた。函館建設管理部が、河川工事の度に濁水処理を怠り、河川に泥を流す度にだ。

台風10号が明日襲来し、30日、31日は大雨となり、河川が増水することがテレビやラジオで繰り返し放送されている。それでもこの有様だ。函館建設管理部は直ちに現場に来て対策せよ!このまま、増水することが分かっていながら、泥を出すことは絶対に許されない。

2016-08-29-B・砂蘭部川の川砂利の採取現場-01
重機で川砂利を採取し、水が溜まった池で洗浄している。撮影:2016年8月29日
2016-08-29-B・砂蘭部川の川砂利の採取現場-02
川砂利を重機ですくい上げ、洗浄しているのだ。撮影:2016年8月29日

工事業者は、「川の流れのすぐ脇で砂利洗浄をするこの手法は、函館建設管理部八雲出張所の吉田明史主査の指導で行っている」と言う。

「増水したら、流れ出しますよね?」と聞くと、「流れ出すことは無い」と業者は言う。川面と洗浄池のレベルは同じ高さだ。雨で増水すれば、どうなるか一目瞭然である。

2016-08-29・加工済・砂蘭部川2号砂防ダム堆砂域で砂利採取・酷い濁り水・KAZ_0026
川砂利を掘って造った池の水で砂利を洗浄しているから、濃い泥水が溜まっている。周りには濁水処理施設は無い。業者は、「作業が終わったら、泥は吸い出す」という。処理する前に雨で川が増水したらどうなるのか…という想定が欠落している。撮影:2016年8月29日
河床に溜まっていた泥を洗浄して集めた池なので、大量の泥だ。周りを土嚢で囲っても無い。増水すれば、ひとたまりもなく流れ出す。撮影:2016年8月29日
河床に溜まっていた泥を洗浄して集めた池なので、大量の泥だ。周りを土嚢で囲っても無い。増水すれば、ひとたまりもなく流れ出す。撮影:2016年8月29日
水面と砂利洗浄池とは同レベルで、間に仕切りは無い。増水すれば洗浄池の泥は流れ出す。撮影:2016年8月29日
水面と砂利洗浄池とは同レベルで、間に仕切りは無い。増水すれば洗浄池の泥は流れ出す。撮影:2016年8月29日

これからの時期、サクラマスの産卵が始まるというのに、この有様だ。水産資源への配慮は、これっぽっちも無い。函館建設管理部は、遊楽部川のシシャモ、キュウリウオ、原種のアユをすでに絶滅させている。もはや資源枯渇が危惧されるサクラマスまで絶滅させるつもりなのか。

砂蘭部川改修工事には、魚類専門家の帰山雅秀氏、河川専門家の渡邊康玄教授(北見工業大学)や、柳井清治教授(石川県立大学)が、協議をするために函館建設管理部に雇われてきたが、現場は見にも来ないし、協議が終われば、後はどうなろうが知ったこっちゃない。あなた方が、工学のどんなに難しい話をしようが、現場がこれでは滑稽なだけである。函館建設管理部に上手く利用されていることの恥を知り、専門家や大学教授の肩書きに、泥を塗っていることを自覚されよ。

 

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