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実践の記録

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遊楽部川支流の砂蘭部川流域の砂防ダムによる影響は深刻で、河川管理者と協議を繰り返しているが、未だに根本的な解決策が示されないまま推移している。この河川の砂防ダムの影響は「今更砂防ダムを撤去しても、不足した下流の砂利を補うだけの砂利はない」とした無責任な対応がされ、現在も問題は放置されたままなので、その影響は川底が深く深く掘り下がる河床低下となって深刻に進行し、本来は崩れるはずのない岩盤上の農地までが崩壊し始めている。

河床低下はまた明渠排水の地下水の抜き取りと同様な効果を発揮するので、地下水位の低下を招くことが知られており、事実、砂蘭部川流域の農家が使用している井戸水が涸れたと聞いている。また、この川で再生産(繁殖)していたシシャモやキュウリウオはすでに姿を消しpic04、ごく普通に生息しているはずのハナカジカ、ウキゴリ、ウグイ、サクラマスも激減しており、近い将来姿を消すのではないかと思われる。河川の生産力を失わせる河川管理のあり方に疑問を感じて、河川管理者の遅々として進まない対応に、いらだたしさを感じながらも、現在もなお協議を継続しているところである。

写真は上が1980年代の砂蘭部川、下は同じ場所を2008年7月8日に撮影したものである。

当時は砂利の移動がほとんど無かったために、流れ中にも草木が育っていた。しかし、現在は草木が育つ間もないほどに砂利移動が激しくなっている。川底の大きな石も失われ、全体に石が小さくなった。川底は下がり続け、車で渡れた場所は崖となり、もう渡ることはできない。砂利が減り、河床は岩盤が露出し、水量も減少した。

 

 

 

 

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