活動内容の説明
これまで、北海道南部の大沼に注ぐ七飯町「宿野辺川」「軍川」や八雲町「遊楽部川」「落部川」「野田生川」「見市川」、厚沢部町「厚沢部川」「畑内川」等々の荒廃や、河川管理者が行う自然の仕組みに無配慮な河川改修や災害関連工事、いろいろなダムの建設などが、河川に備わっている“自然の再生産力(一次産業である水産資源)”を損ない、失わせるような事業に、見るに見かねて、現場から声を上げざるを得なくなって、地域の人たちと連帯して活動が生まれ、人が集い結成された。
日本海側の上ノ国町奥湯ノ岱では天然林の違法で過剰な伐採が行われ、荒廃した河の源流部のブナの天然林の荒廃と不適切な作業現場を目の当たりにすることになった。
源流部の森林の取り扱いが河川荒廃のはじまりと考えるなら、流域全体の視野に立った取り組みが必要であると痛感した。巨木のブナ、巨木のヒバがごくわずかに残されるだけになった道南の天然林及び天然林内の多様な植生・生物群集を考えた保全も必要であろう。
天然林が育む自然の生産力は計り知れないものがあり、その自然の生産力に支えられた我々人間の生活を今一度考え直す必要性を感じ、自然の仕組みを保全する活動につながって行った。
河川の流域全体の水が流れる仕組み(水循環)と生物相互間の関係(栄養循環)を視野に、自然の仕組みを保全する取り組みを目的にし、その目標達成のために、自由に活動し、情報の共有など、穏やかに連携することとし、流域の自然を損なう問題が発生した際の対応について、生物多様性の観点からそれぞれの分野が相互の連帯し、現地学習、調査、情報交換などを実施して、河川流域の自然環境の保全を目的とする活動に取り組んでいる。