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落部川水系二股川

北海道・落部川水系上二股川支流の小さな川から(八雲町)道道67号線に砂利が流れ出て通行止めになったことを理由に、国の機関である「国有林」が治山事業を実施し、写真のようなダムが建設された。

どこもかしこも、意図も簡単にダムが建設されているが、このダムは本当に必要なダムだったのだろうか。

別の工夫があったのではないだろうか。

意図も簡単にダムの建設がされていることに、疑問が尽きない。

また、ニホンザリガニやエゾサンショウウオなどの環境調査は行われていない。

こうして、上二股川への砂利の供給が絶たれてしまう。

本流の落部川では川床低下が進行し、川岸崩壊が各所で見られており、止めどもない災害が創出されている。

川岸崩壊が拡大するばかりで、災害の創出にさらに拍車をかけることになる。

河床低下によってもたらされる川岸の崩壊は土砂の流出そのものであり、この影響によって、サケやサクラマス、ハナカジカ、ウグイ等など、多く魚類への影響は避けられず、現実的に、魚は激減している。また、沿岸に流れ出す泥水はホタテ回の幼生(ラーバ)への影響も避けられない。

ダムがもたらす弊害を認識し、しっかりとした議論と慎重な判断が必要だ。

誰も知らないところで、こうしたダムがたくさん建設されていることをぜひ知っていただきたい。

こんな巨大なダムが本当に必要なのだろうか。このダムが容認されるなら、どこにだってダムが必要になる。疑問は尽きない。

北海道・落部川水系上二股川支流小さな川(八雲町)道道67号線。ごく小さな川だが、測量がされていた。

国は治山事業を計画しダムを建設しようとでもしているのだろうか。注目している。

測量された川はごらんのように苔むした石が多い。つまり、水・土砂ともに安定している「川」の姿を示している。

こんな川が、生物豊かな川の姿なのである。この川にはニホンザリガニやエゾサンショウウオが生息している可能性が高い。

こうした小さな川だが、誰からも意識されることなく、ダム建設に利用され、環境が破壊されているのだ。このことを知って欲しい。

北海道・落部川水系上二股川支流小さな川(八雲町)道道67号線。事業名「上二股沢地区治山事業」発注者は渡島森林管理署。傾斜のゆるい小さな川だが、通路に土砂が流れ出したとの理由で、国は治山事業を計画し、ダムを建設した。

道路に流れ出したのは泥であり、車の走行に危険な支障をきたすような通行止めにもなっていない場所である。

小さな川がトンネル「ボックスカルバート」で道路の下を流れている。このトンネルの間口が小さくて、あふれた川水が泥水を伴って道路へこぼれて流れただけと思われる。

このダム建設の必要性、妥当性や緊急性について、議論がされているとは思われない。

こうした小さな川にダムが建設され続けており、落部川への砂利の供給は絶たれるばかりであり、河床低下は止まるハズはない。

河床低下が進行すれば川岸が崩れ、道路が崩れ、農地が崩れ、宅地が崩れ、橋が倒れることにもなる。

次々に災害が発生すれば、仕事がたくさん創出される。公共事業が連鎖的にあらたな公共事業を生み出す仕組みである。

これが土木事業繁栄の仕組みであり、何ら生産性のない事業が地域の主力の基幹産業となっている。失うモノがあまりにも大きい。

そのたどり着く先は、自然の生産力を失った不毛の大地であり、不毛の海である。

これが国に事業であり、国が不毛の国にする仕組みである。自然の恵みを失っては人間は生きていけないことを気がついてほしい。

この事業ではニホンザリガニなどの環境調査は行われていない。これが生物多様性の国際条約の締約国の現場である。

科学者のみなさん、しっかりを現場を見ていただきたい。こんなおかしな事業を早急に食い止めていただきたい。

道路の下をくぐるトンネル(ボックスカルバート)。左右の布団カゴ(金網に石を積めたブロック)は土砂で埋もれた痕跡は無い

道路のすぐ上手である。川岸の草木は災害を受けた痕跡もないし、崩壊などの痕跡も見あたらない。

川岸の草もしっかりと根付いており、災害を受けたような痕跡は見あたらない。

苔むした石が点在しており、土石流が流れるような川とは思われない。また、川岸の草木は災害を受けた痕跡もないし、崩壊した場所も見あたらない。土砂が流れたのなら、川岸が土砂で埋まっていなければならないのだが…

土砂が流れた痕跡も見られないのに、なぜ、ダムが必要なのだろうか。こうした事業の審査はどのように行われているのだろうか…?

上流は鬱蒼とした木に覆われ、川岸が崩れたような痕跡も、大量の土砂が流れ出したような痕跡も見られない。

現場を見れば見るほどに疑問がわく事業だ。こんな事業は誰の目にも触れないだろう。ムダな事業を“監視する目”が必要だと思う。

 

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